縁結びの神様がいるという川越の氷川神社で「縁結び玉」をもらってきました
先日の宣言通り、川越の氷川神社へ縁結び玉を頂きに行ってきました。
今回は、いつもとは違う、写真が多めのブログです。
実際に行ってみると判らない事が多く、ネットで検索をしても知りたい情報が少なかったので、これから「縁結び玉」を頂きに行く方の参考になればと思います。
まずは、縁結び玉について。
当社には、境内の小石を持ち帰って大切にすると、良縁に恵まれるという言い伝えがあります。「縁結び玉」は身を清めた巫女が小石をひとつひとつ拾い集め、麻の網に包んだ後、毎朝神職がお祓いをして奉製しています。生涯を共にするお相手と巡りあえましたとき、おふたりでお参りのうえ、神社へお戻しください。
縁結び玉の代わりに、おふたりのご縁が長く、堅くつづくよう祈願した特別なお守りを差し上げます。
「カップルで授与してもらったら結婚することになった」、「男女にかかわらずいい人間関係が広がった」など、様々な伝説がある縁結び玉は、境内の小石を巫女さんが麻の網に包み、神職がお祓いをした貴重なもの。一日限定20体で、朝8時からなんと無料で授与されます。特に休日は、早朝から人が並ぶことも多いので、どうしても手に入れたい人は始発利用、さらには前泊も辞さず…くらいの気合が必要!
検索すると、平日は7時までに、
休日やクリスマス前等の恋人がより欲しくなる時期は5時頃を目安に行きましょうと出ています。
毎日朝8時より限定20体が頒布されていますが、早朝から並ばないと手に入れられないとのこと。
土日に確実に手に入れるためには、5時頃に並ぶべきなのか、、、
しかし、始発の時間を調べると(池袋から表示しています)
始発では6時を過ぎてしまうのです。
確実に縁結び玉を手に入れたい私は、前日に川越に泊まり、5時には氷川神社に並ぶことにしました。
前日、0時過ぎに川越駅に到着し、4時頃まで眠るためネットカフェに入ります。
フラットシートで眠りたかったので、マンガ喫茶マンボーに泊まりました。
川越駅・本川越駅の近くには、漫画喫茶ゲラゲラ、自由空間もあります。
余裕のある人は、ホテルに泊まってもいいですよね。
ここから先は、時系列に書いていきます。
3:30
4時過ぎにお店を出るつもりでしたが、目が覚めてしまい、3時半にお店を出て氷川神社まで歩いて移動しました。
徒歩30分。
ウォーキングが好きなので、大した距離ではありません。
4:00
氷川神社に到着。
まだ日が昇っておらず、真っ暗。
境内へ入ってみるものの、全く人気はありません。
ネット情報によると社務所前に整理券が置かれるようですが、それらしきものも見つかりません。
そもそも、社務所がどれなのか判りません。
通常、大きな神社の社務所はお守りや絵馬などを頒布している施設を指しますが、iPhoneの地図は違う場所を示しているのです。
真っ暗な中、iPhoneの地図が示す場所の近くまで行ってみますが、社務所らしきものはなく、「しばらくしたら他の人が並び始めるかな」と考え、境内を出て朝ごはんを食べることにしました。
ちなみに、氷川神社の近くにはセブンイレブンとサンクスがありますが、ゆっくりご飯を食べられるようなお店はありません(時間も朝4時ですし)。
私は誰もいないバス停の椅子に座り、一人寂しく食事をしました。
さすがに、4時は早すぎたか、、、
4:30
誰か来ているといいなと思いつつ、再び境内に戻ります。
しかし、誰もいません。
社務所はどこだろうと境内をウロウロしていると、境内の地図を見つけました。
そして、その中に社務所を発見!
やっぱり、お守りを頒布する施設で合っていました。
明るくなってから撮影した社務所は、こんな施設です。
社務所の場所が判明したので、 あとはこの前でひたすら待つのみです。
どこに並ぶべきかわからなかったので、ちょうど角の部分に立っていました。
5:00
縁結び玉に並ぶ人は現れませんが、地元の参拝客や、犬の散歩をする人などが数人訪れるようになりました。
巫女さんも、出勤?してきました。
犬の散歩中のおじさんから「どこから来たの?」と話しかけられたので「東京から来ました」と答えると、「近いね。ここはテレビでも放送されて有名で、岡山、名古屋、青森とか全国から縁結び玉をもらいに来る人がいるよ」とのこと。
一人孤独に待っていたので、世間話ができて和みました。
5:10
ついに、2人目の縁結び玉に並ぶ人が現れました。
しかし、しばらくするといなくなってしまった、、、
他に誰も並んでいないから、時間を潰しに行ったのでしょうか。
5:35
今度こそついに、2人目の縁結び玉に並ぶ人が!
「縁結び玉に並んでいますか?」と話しかけられ、少しだけ世間話をしました。
すごく美人さんだったのですが、縁結び玉を頂きに来ていてびっくり。
あっと言う間に、3人目が並びました。
その後は、2人組が並び、男性が並び、、、とどんどん並んで行き、5:50の時点で10人に。
6:00
巫女さんが来て、説明を始めました。
交換券ではなく整理券のため、8:00少し前に社務所前に集合しなければ頒布して頂けないこと、待合室があること、社務所内のお手洗いを使って良いことなどを説明してくれました。
一番の整理券!
6:00時点で、整理券は残り7枚になっていました。
そしてまた、8:00まで待ち時間です。
本殿・護国神社・柿本人麻呂神社を参拝し、待合室に向かいます。
広々とした待合室。
畳のいい香りがします。
モニターには、川越の観光案内VTRがリピート再生されていました。
時間を潰すためにPCを持参しており、集合時間まではブログを書いていました。
7:55
巫女さんより声かけがあり、社務所前に整理券順に並ぶように指示されます。
そして、縁結び玉についてと、この後の流れについて説明されました。
縁結び玉は通常のお守りとは違い、1年で神社に返す必要はないそうですが、結婚につながるような縁があった際は2人で神社へ返しに行くと、特別なお守りを頂けるそうです。
そして、肌身離さず持っているといいそうですが、小石を白い網で包んだものなので、網が破れてしまった際は持参すれば網を替えて頂けるそう。
縁結び玉を頂いた後、駐車場に移動して国旗の掲揚と国歌斉唱を全員で行って、お開きだそうです。
8:00
本殿でドンドンと太鼓が鳴ります。
1人ずつ順番に、縁結び玉と箱を作るための紙・赤い糸を頂きました。
ついに、縁結び玉が!
かわいい、、、
箱の作り方を見ながら紙を折っていきますが、これが結構難しく、作り終わらない内に駐車場に移動するよう声かけがありました。
巫女さん、神職の方と、20人全員で駐車場に移動。
国旗の掲揚をして、全員で国歌を斉唱して、お開き。
その後、四苦八苦しながらなんとか箱を折りました。
不器用なので、リボンはキレイに結べなかった、、、
まぁ、家に帰ったら箱から出してしまうので、いいか。
縁結び玉は無料で頂けるものですが、なんだか無料で申し訳なく思うのと、せっかく来たのだから色々やっておこうという気持ちになり、絵馬を書いてさらにお願い事をしました。
社務所で絵馬をお願いすると、巫女さんが鈴を鳴らしてお祓いをしてから渡してくれます。
そして、小さい絵馬(下の写真の封筒に入っています)も一緒に渡してくれます。
小さい絵馬は「今日絵馬にお願いしたことを忘れないように」持ち帰るのだそう。
素敵ですね。
最後に、境内を流れる小川に人型の紙を流して穢れを払うという、人型流しというものをやりました。
これで、いろんな汚れが流れていくといいな。
この時間になるとバスも動いているので、帰りはバスで川越駅まで戻りました。
来る時は30分かけて歩いてきましたが、バスならば190円で座って駅まで戻れます。
以上で、縁結び玉を頂くまでのレポートは終わりです。
無駄に早朝から並んでしまいましたが、頑張って手に入れた分、喜びもひとしおです。
肌身離さず持っているといいようですが、白いので汚れてしまいそうで、今のところテーブルの上に置いてニヤニヤ眺めています。
かわいい、、、
いつか二人で、縁結び玉を氷川神社へ返しに行く日が来るといいな。