2012年の目黒の光景
今朝。
目が覚めて、夢なのか何なのか、2012年に見ていた光景が鮮明に目の前にあって、1分くらい経ってやっと、今は2016年なのだと飲みこむ。
先週の火曜日以来、思い出した記憶はどんどん鮮明になっていって、自分の中身だけ2012年に置いてきてしまったようになっています。
初めて目黒に行ったのは、彼の家に遊びに行った時でした。
毎週、目黒の彼の家に遊びにいくようになって。
わくわくしながら駅から急な坂道を下って、途中のコンビニでご飯を買って行ったりして。
近所の汚いラーメン屋さんに行ったり、ステーキハウスに行ったり、たこ焼きを食べたり、韓国料理を食べたり。夜中に五反田まで散歩したり。
神社に行ったり、amazonに行ったり、雅叙園に行ったり。
今でも、鮮明に映像が思い出せるのです。
ふとすると、2012年の目黒の映像が目の前に浮かんで、あれは4年前なのだと我に返って、そして、この4年の間に彼は別の人と出会って結婚してしまったのだと、どうにもできない事実だけが残るのです。
私の中の目黒は、2012年で止まったまま。